よくある質問

Q&A

受診しても
\ 大丈夫でしょうか? /

心の問題は、十分にお話を伺わないと分からないことがよくあります。まずは一度受診し、困り事をご相談頂くことをお勧めします。

症状が軽い人と重くなった人とでは、治療方針が異なる場合があり、症状が軽いうちは負担の少ない治療で済む可能性があります。早いうちに適切な治療を行うことで、問題が大きくなる前に対処することができ、結果的には長く通院しなくても良くなるかもしれません。症状が軽い方こそ、お気軽にご相談頂ければと思います。

申し訳ありませんが、児童精神科医がおりません。原則的には、中学生以上の方から診察しています。

特に初診時は、ご本人の来院が必要です。ご本人が受診を希望せず、周囲の方だけが相談をご希望の場合には、自由診療により心理士が相談を承ります。

ご本人の許可があれば大丈夫です。ただし、通常の予約の枠組みでは、説明や話し合いのために十分な時間をとれない可能性がありますので、事前に受診日時をご相談頂けますと助かります。

はい。頻繁に入院治療が必要な方、頻繁に発作があり緊急受診や脳波検査が必要なてんかんの方、診察室や待合いで安静を保てない方、体の治療を優先した方が良い方などの診察は困難です。ご了承下さい。

精神科では、心自体に起きた問題を扱います。心療内科では心が原因で体に生じた症状を主に扱います。
当院では精神科医と心療内科医とが連携して診療に当たっていますので、どちらの問題に対処することも可能です。

プライバシーが
\ 気になります /

東二番丁通りに面した便利な立地にはありますが、駅前やアーケードと比べて路面の人通りは多くありません。同じビルにはコンビニ、美容室、整形外科医院、薬局などが入っており、クリニック自体も2階にあります。
また、お名前ではなく番号でお呼びしていますので、ご安心下さい。

各診察室は天井まである壁で仕切られており、診察は扉を閉じて行っています。もちろん、コロナウイルス対策に換気も実施しています。

もちろんです。ご本人以外の方から受診の有無や治療状況についてのお問い合わせがあっても、ご本人の許可なくお答えすることはありません。

  • お名前ではなく番号でお呼びします。
  • 各診察室は天井まである壁で仕切られており、音の漏れにくい構造になっています。
  • 主診察室からは、待合いの反対側にご退室頂くことが可能です。

初回の
\ 受診について /

保険証と、ある場合には紹介状、自立支援の受給者証(事前に指定医療機関・薬局の変更が必要)をご持参ください。
また、事前にweb問診票にご記入頂いていると受診までがスムーズです。

通院したことのある精神科/心療内科がある場合には、紹介状があると良い診療ができます。可能な限りご持参をお願いします。

受付後、まずはスタッフが事前の情報収集を行います。次に、担当医とお話し頂きます。診察では暮らしの様子、お困り事をはじめ必要な情報をお聞きした後、医師の側からの説明を行います。
また、必要に応じて検査(心理検査、採血、心電図)を行います。薬物療法については、ご相談の上、方針を決定します。

いいえ。心の問題は誰しもが抱えており、健康から病気まで、いわば連続線上につながっているものです。
当院では、治療の必要がない方、明らかな症状のない方には、病気の診断をしないこともしばしばあります。

\ 予約について /

診療時間内に当院までお電話下さい。
TEL:022-226-8971

初診には時間がかかりますので、原則的に予約をお願いしています。

予約の方を優先して診察していますので、予約の取得をお勧めします。
お電話でご相談下さい。特に新患予約をキャンセルされる場合には、他の患者さんが代わりに受診できるよう、ご連絡をお願いします。

心や体の
\ 検査はできますか? /

採血と心電図検査が可能です。精神症状に影響を与える身体疾患の有無や、お薬の影響を調べるために行います。内視鏡検査など、それ以上の専門的な身体検査は行っていません。

臨床上の必要性を判断した上で、心理士による検査と質問票による検査を行います。一般的な検査は揃っています。

お話をお聞きした上で必要であれば、心理検査を実施することができます。ただし、診断は心理検査の結果を含めて総合的に行います。

\ 治療について /

お薬以外の治療について

正式な認知行動療法は、1回あたり45分~1時間、16~25回ほど行います。残念ながら、通常診療の枠組みではこれだけの時間を確保することができませんので、正式な認知行動療法を提供する準備は整っておりません。しかし、認知行動療法の技法を通常診療にも援用した「認知行動療法的介入」を積極的に行っています。また、心理士による面談では、自由診療にはなりますが正式な認知行動療法を提供できる場合があります。

医師や心理士がカウンセリングの必要性が高いと判断した場合に、自由診療でお受けしています。カウンセリングで扱う内容・専門性によって担当者を決めさせて頂きます。

就労や就学の困りごとに精通したソーシャルワーカーと相談頂くシステムを用意しています。自由診療での相談になります。

残念ながら、現在の医療制度では、カウンセリングやソーシャルワーカーとの相談が保険診療の適応となっていないためです。ご了承下さい。

お薬での治療について

基本的には、必ず診察を受けて頂き、処方の可否を判断しています。

当院ではお薬以外の治療を重視しており、処方するお薬の量は一般よりも少ないと思います。いわゆる「お薬に頼った状態」にならないことも大切だと考えています。ただ、病状によってはお薬が重要なこともあります。その場合には、極力副作用の少ないお薬を選ぶよう努めていますのでご理解ください。

モダフィニル(商品名モディオダール)、メチルフェニデート(リタリン、コンサータ)、リスデキサンフェタミン(ビバンセ)の処方は可能です。ただし、取り扱いに注意を要するお薬のため、問診や検査を十分に行い、処方の可否を検討してからの処方となります。その際、検査・診断を正式に行う資格のある専門医療機関に一時ご紹介する場合がございます。

できます。持効製剤治療の適応かどうか、症状や治療の状況をみてから導入致します。
また、持続製剤の用意に期間を要することがあるため、初診時にはご注意下さい。

入院について

診察の上、入院が必要であると判断した場合には、近隣の病院に依頼することになります。入院先の候補となる病院とは、医師が日常的に連携をとっています。ただ、当院は基本的には外来診療を行うための施設ですので、はじめから入院希望の場合には入院施設のある病院への受診を強くお勧めします。
また、緊急で入院が必要な場合には、ご家族の協力、行政や精神科救急担当病院との連携が必要となりますのでご理解下さい。

受診にかかる
\ 時間について /

初回は特に丁寧に診察を行います。病状にもよりますが、事前の問診と診察合わせて1時間以上かかる場合がありますのでご了承下さい。

多くの方は、ご予約頂いた時間枠内にお呼びしています。混雑する時間帯、不測の事態で前の患者さんの診察が長引いてしまう場合がありますので、その際はご了承下さい。

\ 診断書について /

心の病気について、継続的に通院が必要な方の医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。所得によって月々の医療費支払額の上限が設定されているほか、これに満たない場合には1割負担となります。
詳しくはこちらをご覧下さい。

何らかの精神障害(てんかん、発達障害などを含みます)により、長期にわたり日常生活又は社会生活への制約がある方が対象の制度で、自立と社会参加の促進を図るためのさまざまな恩恵が受けられます。
詳しくはこちらをご覧下さい。尚、取得には初診から半年以上経過していることが必要です。

病気やけがによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代の方も含めて受け取ることができる年金です。障害の程度により等級が決定するもので、加入していた年金の種類によっても支給条件が異なります。こちらをご参照下さい
尚、当該疾患で治療を開始してから1年半経過していることが必要です。

ご利用頂けます。自立支援医療については、指定医療機関の変更をお願いします。ご利用となる薬局が変更となる場合には、そちらの変更もお願いします。

診断書の種類や医師のスケジュールにもよりますが、通常、完成までに1~2週間程度の期間を頂いています。

患者さんの病状が学校や職場にどのように伝わるかは、とても大事な問題だと考えています。事実を曲げて書くことはできませんが、できるだけ個々の患者さんの事情に配慮して、学校や職場と適切な連携がとれるよう努めます。

\ クリニック自体について /

どんなクリニックですか?

病気の症状や苦痛が和らぐことはもちろんですが、それだけでは不十分で、生活や夢の実現への支障をなくすことを目標にしています。そのため「変わりない」ではなく、困り事を解決していく変化を大事にしています。お薬による治療だけでは十分に解決できない問題も多いため、病気の説明やお話による治療(心理療法)を大切にしています(並行して必要な薬物療法も行います)。
また、働く人や学校に通う人をサポートしたいと考えています。継続して通院する場合には、職場や学校への影響が小さくなるよう、通院による負担を減らすことを心掛けています。

本当に良くなっていくためには、患者さんと治療者とが協力して治療に取り組むこと、そして診察室の中だけではなく、日常生活の中で課題に取り組むことが必要です。治りたい、変わりたい、という気持ちをもっている方、治療に積極的に取り組みたい方に向いているクリニックだと思います。

スタッフについて

大学病院や公立総合病院などで経験を積み、臨床や教育・研究の現場を担ってきた30~40代のスタッフが中心です。特定の領域の専門家でありながら、幅広い患者さんへの支援を行っており、患者さんを診ることが好きで、真面目なタイプが多いと感じています。

施設やアメニティについて

徒歩1~2分圏内にコインパーキングが複数ございます。
ビル自体に駐車場はありませんので、そちらをご利用下さい。

はい。院内モニターにIDを表示しています。

待合い室のカウンター席には1席ごとに電源を設置しています。どうぞご利用下さい。

  • 職員は新型コロナウイルスワクチンを接種し、体調・行動歴のチェックを実施しています。
  • 職員は定期的に手指消毒し、診察室の換気を行っています。
  • 受診する方は、クリニックに入る前に必ずマスクをご着用下さい。
  • 受付前の検温、手指消毒にご協力下さい。

そのほか
\ 診療一般について /

保健適応3割負担の場合、初診で2,500円~3,000円程度、再診で1,500円程度のことが多いようです。
その他、検査、注射、書類作成、20歳未満の方の加算などがかかる場合があります。自立支援医療制度を活用した場合、1割負担となります。
自由診療についてはこちらをご確認ください。

病状や処方にもよりますが、治療初期は1~2週間に1回、落ち着いてからは月に1回程度の通院の方がほとんどです。

申し訳ありませんが、スペースの関係上、医院内でお休み頂くことができません。お体の不調に関しては、他院でのご加療をお願いしています。

「通えない」を、なくしたい。